もしも、チョッパーではなくグリムの趣味がロックだったら……。
ナガセ「おやじさんが上がる」
チョッパー「ハンガーを見ろ。誰だ? 誰が引っ張り出したんだ?」
グリム「グリムです。ああ、僕の部屋のロックコレクション!」
グリム「あれ……。何だろう。グリム……ロック……グリム……ロック……、グリムロック!」
チョッパー「お前にゃ無理だ。補習教育が済んでねえ」
グリム「オレ、グリムロック! トランスフォーム!」
グリム「オレ、グリムロック! 補習教育、要らない。野生の本能、戦える」
グリム「オレ、グリムロック! 離陸!」
チョッパー「おい、なんかグリムの様子がおかしくないか?」
ナガセ「もう間に合わない。気をつけて、グリム。護ってあげる」
グリム「オレ、グリムロック! 女の助け、要らない!」
ナガセ「そんな生意気な口をきくと、面倒を見てあげないわよ」
グリム「オレ、グリムロック! それ困る」
グリム「オレ、グリムロック! 女、助ける。ナガセ、護る」
ナガセ「じゃあ、はやく離陸しなさい!」
チョッパー「おいおい。どっちがどっちを護るって?」
オマケ・真説 ACE COMBAT ZERO トランスフォーマー編 §
MISSION 12「臨界点」出撃前夜……。
整備兵「ところでサイファー。おたくの相棒のピクシーのイーグル、コクピットを見ると無人って知ってたか?」
サイファー「まさかぁ。そんなACE COMBAT 3のオチみたいな話があるわけ……」
整備兵「しかも、あいつの本名、スタースクリームって言うらしいぞ」
サイファー「冗談じゃないぜ!」
整備兵「賭けてもいいぜ。きっとあいつ、サイファーを裏切るぜ。スタースクリームといえば、いつもそういう奴だ」
サイファー「はっはっは。ピクシーに限ってそんなことは……」
そして、ウィザード隊がガルム隊に倒された後。
ピクシー「今日から国境無き世界のニューリーダーはこの俺だ!」
そして、ピクシーがサイファーに倒された後。
ピクシー「お許し下さい、サイファー様!」